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 いやはや終わってしまいましたよ、『ひぐらしのなく頃に』が。

 今更知らない人はほとんどいないとは思いますけど、改めて解説します。

 『ひぐらしのなく頃に』とは

 ・PC用のサウンドノベル
 ・ストーリー展開の演出が絶妙
 ・グラフィックはもっと絶妙
 ・慣れるまでに2時間は必要
 ・コンシューマに移植される
 ・だけどグラフィックは相変わらず絶妙
 ・色んな意味で「どうにかならなかったのかなー?」って感じ

 こんなゲームです。

 気になる人は公式サイトにいけば一章をまるまるプレイできる体験版があるのでそちらで確認してください。

 →公式サイト『07th Storming Party


 さて、今回はこの『ひぐらしのなく頃に』の終了記念として、今までの全シリーズを振り返ろうと思います。
 もちろん完全なるネタバレなので、クリア済みの方と永遠にやる気の起きなさそうな方だけご覧ください。
 ■『鬼隠し編』
鬼隠し編
突如として感情を爆発させるレナ

 『ひぐらしのなく頃に』の記念すべき1作目です。
 平和な田舎町である雛見沢村で起こる殺人事件が、主人公(語り手)である前原圭一の視点から語られます。
 前半の楽しげな雰囲気から一転して、妄執的な恐怖にとらわれていく圭一の描写が秀逸で、このシリーズが名作となる予感を誰もが抱きました。


 ■『綿流し編』
綿流し編
矛盾に気が付いた圭一を嘲笑う詩音

 ただ翻弄されるだけだった前作に比べ、圭一の謎解きが見せ場となっているシナリオです。全シリーズの中でも最も推理小説らしい構成になっています。
 また、伝説的な演出となった「眼」も今回が初です。正直に言うと少しちびりました。


 ■『祟殺し編』
祟殺し編
叔父による虐待と親友の死のショックから発狂する沙都子

 シリーズ最大の謎となる「雛見沢大災害」が初めて発生するシナリオです。物語はもはや推理不能の領域に突入します。
 「児童虐待」という現実的な社会問題を中核にした救いのないストーリー展開に多くの沙都子マニアのロリコンたちが涙を流しました。


 ■『暇潰し編』
暇潰し編
百戦錬磨の大石の首を締め上げる謎の男

 今までのシナリオの5年前が舞台で、主人公も圭一から、公安部の刑事である赤坂に変わります。
 それに合わせて作風も一気にシリアスな路線に突入。刑事ドラマのような魅力を持ったオヤジ好きにはたまらない異色シナリオとなりました。



 後半に続きます(多分)


 *注! 画像は全てイメージです
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