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昼食の後はバンコクの中心街でショッピングだった。
日系のデパートが多く出店しており、ほとんどの商品を免税で買うことができる。
しかし、免税されても高すぎて、何も買えない僕にどうしろと?
日系のデパートが多く出店しており、ほとんどの商品を免税で買うことができる。
しかし、免税されても高すぎて、何も買えない僕にどうしろと?
ツアーの方は、このショッピングで終わりだったらしく、現地解散ということになった。
コージによると買い物をしない人はホテルまでバスで送ってくれるらしい。
しかし、あえて申し出は拒否した。この街をもっと自分の足で歩きたかったのである。
コージと熱い抱擁を交わし別れを惜しんだ後、我々はむせ返るような暑さのバンコクの街へ向けて歩き出した。
そして10分後には後悔していた。
乾季の分際で熱すぎる。しかも全然乾いてない。蒸し暑い。霞がかかったような空に押しつぶされそうである。
しかも、この暑さは物理的な気温の高さだけに起因しているのではない。
この街はやたらと二輪車が多い。しかも、なにを急いでいるのか、全員が甲高いエンジン音をかき鳴らしながら、猛スピードで4輪の間をすりぬける。すると、それに合わせてクラクションも鳴り響くわけだから、街中が機械的な騒音に満ち溢れているのだ。
このことが、さらに暑さを助長しているような気がする。
暴走族じゃないです。ただの信号待ちです。
あまりの暑さに意識を朦朧とさせながらひたすらホテルまでの道のりを歩いていると、やがて前方に見慣れたロゴマークが見えてきた。
「マックだ」
そう、この国にもやはり展開していた。I'm lovin' itのマクドナルドである。
「すげー。ドナルドもいるぜ!」
「いや、少し違わないか…?」
あまり見すぎると素敵な笑顔に魅入られそうなので、我々はマックをスルーして隣のコンビニに入った。まずは水分補給である。
それぞれ水やらペプシやら思い思いの飲料を購入する。
そしてGが何故か緑茶を購入。
メーカー名はOISHI。胡散臭さ爆発である。
「しかも甘いし!」
僕も一口もらってみたが、ものすごく甘い。緑茶が。どうやら日本の『午後の紅茶』な感じで緑茶を扱っているらしい。
誘惑に負けて買ってしまったGも少々キレ気味である。この蒸し暑さの中では飲んだ後のイラつき感も格別なのであろう。
我々は満場一致でOISHIの緑茶をタイのお勧め飲料ベスト3に推した。これから行く人は要チェキな。
疲れも気にならなくなるような飲み物を補給しながら、我々は足を棒化させつつ歩き続ける。見慣れない街の風景が、ちょっとした気晴らしになるのが唯一の幸いである。
『AKIRA』チックな風景。
『BLAME!』チックな風景。
やがて前方に昨日のホテルが見えてきた頃には、太陽もすっかり斜めに傾いていた。空腹が再び我々を襲う。
「今日は疲れたし、近くにタイスキ家があるらしいからそこに行こう」
リーダー兼マッパーのGが提案する。
タイスキとはタイ風の寄せ鍋のようなもので、とにかく豊富な具材をテキトーに煮込んでテキトーにタレをつけて食べるテキトー鍋である。
タイではかなりの人気を誇っているらしく、あちこちにチェーン展開したタイスキ屋を目にする。
パンフレットに描かれたタイスキの写真に生唾を垂れ流しながら、我々はタイスキ屋に向かった。
到着するころには、日は完全に沈んで街灯だけが鋭い光を道に投げかけていた。我々は材料を一通り注文しつつ、タイの国産ビールであるシンハービールを購入した。
美味すぎる。タイスキではなくビールが。
昼から歩き続けたこともあるのだろうが、このシンハービールが死ぬほどうまい。あまりのうまさに注文しすぎて本当に死にそうになった。だが、それほどうまい。
このシンハービールは日本でも輸入酒屋やタイ料理屋に行けば、確実に置いてあるので、ぜひ一度飲んでもらいたい。死にたくなるから。
ちなみにタイスキの方はなんとも言えない。チェーン店にしてはうまい方という程度。店で食べるより家で食べた方が美味しいと思う。これは鍋全般に言えることだが。
ただ、パクチーがたっぷり入った特製のタレはうまかった。ご飯に乗せてもいいし、そのままでもつまみになる。むしろ後半はほとんどタレだけ舐めてた気がする。
こうして我々は疲れと酔いで足をフラフラさせながらホテルへ帰り、幸せな眠りの中へ落ちていった。
明日の目的地はバンコク市内の貧乏旅行者の聖地、カオサンである。
コージによると買い物をしない人はホテルまでバスで送ってくれるらしい。
しかし、あえて申し出は拒否した。この街をもっと自分の足で歩きたかったのである。
コージと熱い抱擁を交わし別れを惜しんだ後、我々はむせ返るような暑さのバンコクの街へ向けて歩き出した。
そして10分後には後悔していた。
乾季の分際で熱すぎる。しかも全然乾いてない。蒸し暑い。霞がかかったような空に押しつぶされそうである。
しかも、この暑さは物理的な気温の高さだけに起因しているのではない。
この街はやたらと二輪車が多い。しかも、なにを急いでいるのか、全員が甲高いエンジン音をかき鳴らしながら、猛スピードで4輪の間をすりぬける。すると、それに合わせてクラクションも鳴り響くわけだから、街中が機械的な騒音に満ち溢れているのだ。
このことが、さらに暑さを助長しているような気がする。
暴走族じゃないです。ただの信号待ちです。
あまりの暑さに意識を朦朧とさせながらひたすらホテルまでの道のりを歩いていると、やがて前方に見慣れたロゴマークが見えてきた。
「マックだ」
そう、この国にもやはり展開していた。I'm lovin' itのマクドナルドである。
「すげー。ドナルドもいるぜ!」
「いや、少し違わないか…?」
あまり見すぎると素敵な笑顔に魅入られそうなので、我々はマックをスルーして隣のコンビニに入った。まずは水分補給である。
それぞれ水やらペプシやら思い思いの飲料を購入する。
そしてGが何故か緑茶を購入。
メーカー名はOISHI。胡散臭さ爆発である。
「しかも甘いし!」
僕も一口もらってみたが、ものすごく甘い。緑茶が。どうやら日本の『午後の紅茶』な感じで緑茶を扱っているらしい。
誘惑に負けて買ってしまったGも少々キレ気味である。この蒸し暑さの中では飲んだ後のイラつき感も格別なのであろう。
我々は満場一致でOISHIの緑茶をタイのお勧め飲料ベスト3に推した。これから行く人は要チェキな。
疲れも気にならなくなるような飲み物を補給しながら、我々は足を棒化させつつ歩き続ける。見慣れない街の風景が、ちょっとした気晴らしになるのが唯一の幸いである。
『AKIRA』チックな風景。
『BLAME!』チックな風景。
やがて前方に昨日のホテルが見えてきた頃には、太陽もすっかり斜めに傾いていた。空腹が再び我々を襲う。
「今日は疲れたし、近くにタイスキ家があるらしいからそこに行こう」
リーダー兼マッパーのGが提案する。
タイスキとはタイ風の寄せ鍋のようなもので、とにかく豊富な具材をテキトーに煮込んでテキトーにタレをつけて食べるテキトー鍋である。
タイではかなりの人気を誇っているらしく、あちこちにチェーン展開したタイスキ屋を目にする。
パンフレットに描かれたタイスキの写真に生唾を垂れ流しながら、我々はタイスキ屋に向かった。
到着するころには、日は完全に沈んで街灯だけが鋭い光を道に投げかけていた。我々は材料を一通り注文しつつ、タイの国産ビールであるシンハービールを購入した。
美味すぎる。タイスキではなくビールが。
昼から歩き続けたこともあるのだろうが、このシンハービールが死ぬほどうまい。あまりのうまさに注文しすぎて本当に死にそうになった。だが、それほどうまい。
このシンハービールは日本でも輸入酒屋やタイ料理屋に行けば、確実に置いてあるので、ぜひ一度飲んでもらいたい。死にたくなるから。
ちなみにタイスキの方はなんとも言えない。チェーン店にしてはうまい方という程度。店で食べるより家で食べた方が美味しいと思う。これは鍋全般に言えることだが。
ただ、パクチーがたっぷり入った特製のタレはうまかった。ご飯に乗せてもいいし、そのままでもつまみになる。むしろ後半はほとんどタレだけ舐めてた気がする。
こうして我々は疲れと酔いで足をフラフラさせながらホテルへ帰り、幸せな眠りの中へ落ちていった。
明日の目的地はバンコク市内の貧乏旅行者の聖地、カオサンである。
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