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 ウォードッグ隊が不審船を追っかけている頃、
 サンド島基地の癒しスポット「ジュネットの部屋」では、副指令クールガイ=ハミルトン大尉がジュネット君に愚痴をこぼしていました。
 司令のハマコーの機嫌を伺う毎日に、ストレスが相当たまっているようです。
 するとハミルトン大尉あてに電話がかかってきました。
 テンションの低い応対の後、ハミルトン大尉はうつむいたまま黙ってしまいます。
 なんだろう、ハマコーの機嫌が悪いんだろうか。それともベッドに呼び出されてしまったのか。
 隣にいるジュネット君が不安そうなまなざしを向けます。

「ユークトバニアが宣戦布告をした」

 電話の内容はなんと戦争の開始を告げるものでした。
 しかも相手は長年友好的な関係を続けていたユークトバニア。
 何が起きているのかわけがわかりません。

 さらに宣戦布告と同時に、オーシア軍第三艦隊が停留していたセントヒューレット軍港が攻撃を受けているらしいです。
 基地に戻ってきた隊長を欠いたウォードッグ隊に、再び出撃の指令が下りました。


 セントヒューレット軍港に着いたウォードッグ隊は、次の隊長を決めなくてはなりません。
 性格的にナガセが適任と思われますが、彼女は「もう1番機(隊長機)を落とさせない」と、意地でも2番機のポジションを譲りません。
 班長はイヤだけど副班長ならやってやる、という奴ですね。違いますね。
 残ったのはチョッパーとブレイズ。
 お互い醜く譲り合いを繰り返しますが、後ろから飛んできた友軍のスノー大尉に怒鳴られて、潔くジャンケンで決めることになりました。
 結果、このミッションからジャンケンで負けたブービーことブレイズが隊長をやる羽目になります。


 戦場に飛び込むと同時に、悲鳴と怒号が無線機から飛び込んできました。宣戦同時攻撃により、かなりの混乱が広まっているようです。
 下を見ると大量の船団が、軍港から脱出しようともがいています。
 そして船団の中央には「ケストレル」と表示される巨大な空母が。
 今回のミッションは、この空母「ケストレル」を守り抜くことが目的となります。

 ユークトバニアの爆撃機の大群が、波状攻撃を繰り返して次々と友軍の艦船を沈めていきます。
 前の2つのミッションとは、敵の数も動きも段違いです。
 常にレーダーを見ながら、状況に応じて指令を使い分け、近くにいる敵機から落としましょう。

 ある程度敵機を撃墜すると、今度は敵の艦隊と爆撃機が襲いかかってきます。
 高速で船団に近づいて攻撃してくる爆撃機を優先して撃墜し、船舶に対しては低空飛行から機銃や爆弾で攻撃しましょう。
 敵の数は膨大ですが、こちらを狙ってくる敵は少ないので、1機ずつ確実に落としていけばケストレルを守りきれるはずです。


 クリア後には良くない知らせが待っています。
 救助部隊が到着したときには、すでにパワハラ隊長の姿はどこにも無く、去っていく敵の情報船だけが見えたらしいです。
 はたしてパワハラ隊長は拉致られてしまったのか?それとも海の藻屑になってしまったのか?
 安否が気遣われます。

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