重度の

　映画マニアや活字マニアが陥りがちな病的精神状態に「～脳」というものがあります。

　これは周囲にあまねく存在するあらゆる事象を、当人がのめりこんでいる世界観に半ば自動的に、そして強制的に関連付けてしまう脳の状態を示します。

　具体的な例をあげましょう。

　■「ＳＦ脳」
　当たり前の現象に対してそれらしい法則名をつけだす（「ニドネッタによる遅刻の法則」「エロホーンがもたらすエレクト定理」など）。
　車の運転を「コックピットで操縦」とか言いだしたらかなりの重症。

　■「サスペンス脳」
　なんてことのない出来事に事件名をつけだす（「ＣＤ借りパク事件」「山田家ネコ失踪事件」など）。
　やたらと周囲に興味を持ちだし、謎を求め始めたら危険な兆候。

　■「アクション脳」
　どんな事態も筋力と運動神経で解決できると疑わない状態。
　ラブストーリーにおいて頬を打つ場面で「腰が入っていない」とか、ホラーにおいて幽霊が現れたとき「オレならタックルからマウント」とか言い出すと末期的。

　で、かく言う自分自身も現在「大河脳」に冒されています。
　これは何でもかんでも歴史小説的に受け止めてしまう状態で、例えばこんなものを見ると…



　このさびれたバス停付近も、広大な原野が広がる中国大陸の兵家必争の地である中原（ちゅうげん）に見えてしまうのです。



　この田んぼの向こうから、ジャーンジャーン「げえ、関羽！」なのです。

　読書の秋、芸術の秋も結構ですが、生活に影響の出ない範囲で楽しみましょう。むむむ。

朝晩は

　だいぶ涼しくなってきました。
　移動の大半は自転車に頼っているわけですが、特に早朝などは夏物のスパッツでは肌寒く感じるほど。
　そこで少し早いけど秋冬物のウェアを探しに行ってきました。

　んで見つけたのがレッグウォーマー。
　簡単に説明するなら筒状の靴下ってところ。
　丈はかなり長めなので足首から太腿までカバーされます。
　履き方は普通に足先から通して、腿まで引き上げてパンツのすそにかぶせればＯＫ。

　足先までのタイツを買うより遥かに安いので購入決定。家にもって帰って履いてみました。
　履いている途中にふと窓を見ると、そこに映っているのは…



　絶対領域を発動させた自分。

　イヤあああぁぁぁ！
　慌ててスパッツの裾を下ろすも、もはや手遅れ。脳内にはスッカリバッチリ絶対領域（と言うより『危険領域』とか『異常領域』）な自分の姿が焼きついている。
　こうしてある夏の終わり、僕の心の内、癒えない傷跡がまたひとつ。

めっきり

　日が落ちるのが早くなりましたな。
　おかげでカニを自転車のタイヤにかける日々です。
　ただでさえ小さくて見づらいうえに、この暗さ。しかも回避したら、奴ら平行移動してわざわざ移動先に現れるし。
　いっそ避けなきゃいいのかー。

さて

　北方三国志全巻セットを３ヶ月ほど前に入手してのんびりと読んでいたんですが、ついに最終１３巻に突入。

　それにしても、変態マゾですぐにお漏らししちゃう司馬懿ってあまりにニッチ過ぎると思うのですが。

　「Ｍ中年受け専」とかの人にお勧めです。
　それじゃ。

ディシディア・ファイナルファンタジー

　登場するキャラクターに不満があるので、追加してもらいたいキャラを挙げてみる。