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2019年1月23日、千葉県の大多喜町にある「会所の森」という場所に行ってきた。
いつものように自転車なのだが、この日は1月のわりには温かく、天気も良かったので快適な走行となった。
「会所」とは大多喜の地名で、大多喜と勝浦、天津の境目の山深い地域だ。
アジサイ
房総名物の河廻しと隧道があるそうなので、サイクリングがてら、カメラ(sigma dp2s)をもって向かってみた。
勝浦と養老渓谷をつなぐ細い道の途中にある「会所」と書かれた看板から麻面原方面に向かう。
廃校をリフォームしたそば屋の「もみの木庵」を尻目に、緩やかな坂道を登っていく。
右手側の乳牛の牧場を超えたら、広い駐車場が見える。そこが「会所の森 親水広場」だ。
ベンチの側に下へと続く木製の階段があるので、自転車を止め、カメラを取り出して降りていく。
階段は幅が狭く、土の地面に丸木を埋めただけのものなので、滑りやすくなっている。
MTB用のシューズを履いているとはいえ、決して歩きやすいものではない。慎重にゆっくりと下へ向かう。
降りた先はコンクリートで舗装された川沿いの小道になっており、倒木や落石は放置されているが、足を滑らすことはないだろう。
周辺の樹木は鬱蒼としており、正午近くだったのだが日の光は僅かしか入ってこない。
しかし、それが幸いして幻想的な雰囲気があたりを包んでいた。
季節のせいか、観光客はいっさいおらず、川の流れる音だけが響いている。
木々の隙間から差し込むか細い光が川面にキラキラと反射している。
10分ほど歩いたところで、コンクリートで補強された隧道があり、そこを抜けたところにある小さなダムが終着点だ。
優しく降り注ぐ陽光と穏やかに流れる川のせせらぎ。本来なら俗世のしがらみを忘れ、のんびりと過ごしたいところなのだが、重大な問題が発生。
めちゃくちゃ寒い。
自転車に乗っている最中は、汗をかくほどの暖かい日だったのだが、この場所だけは息が白く見えるほど寒い。
当然だ。日光に照らされない真冬の谷間の河原が温かいわけがない。
必然的に猛烈な尿意に襲われながら、内股気味にこの場を後にした。また暖かくなったら来るとしよう。
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